BMW グループ決算、純利益は1%減…2015年第2四半期

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ドイツの高級車メーカー、BMWグループは8月4日、2015年第2四半期(4‐6月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の第2四半期の総売上高は、239億3500万ユーロ(約3 兆2350億円)。前年同期の199億0500万ユーロに対して、20.2%増と2桁の伸び。

一方、第2四半期の純利益は、17億4900万ユーロ(約2365億円)。前年同期の17億6700万ユーロに対して、1%の減少となった。これは、中国市場の失速の影響を受けた形。

第2四半期の世界新車販売は、前年同期比7.5%増の57万3079台。このうち、BMWブランドは48万0465台を売り上げ、前年同期比は4.9%増。

2015年上半期(1‐6月)の市場別実績では、中国が前年同期比2.3%増の23万0788台と、前年の23.1%増の伸び率から失速。中国を含めたアジア全体では、4.4%増の33万7107台を売り上げた。米国は9.6%増の19万9418台。欧州は48万8490台を売り上げ、前年同期比は9.5%増と、信用不安からの回復傾向を示す。

BMWグループ取締役会のハラルド・クルーガー会長は、「第2四半期は、販売台数や売上高が過去最高を達成し、引き続き確かな足取り」と述べている。

《森脇稔》

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