JR貨物、フェリー火災事故に対応した臨時列車引き続き運行

鉄道 企業動向
JR貨物はカーフェリー火災事故を受けて設定した関東~北海道間の臨時貨物列車を引き続き運行する。写真は東北本線を走る貨物列車。
JR貨物はカーフェリー火災事故を受けて設定した関東~北海道間の臨時貨物列車を引き続き運行する。写真は東北本線を走る貨物列車。 全 2 枚 拡大写真

JR貨物は8月19日、大洗港(茨城県大洗町)~苫小牧港(北海道苫小牧市)間を結ぶカーフェリー「さんふらわあ だいせつ」の火災事故を受けて設定した臨時貨物列車について、引き続き運行すると発表した。

同社の発表によると、19日以降に設定されているのは、東京貨物ターミナル17時14分発~札幌貨物ターミナル(翌日)17時00分着と、札幌貨物ターミナル6時25分発~東京貨物ターミナル(翌日)10時14分着。運行日は東京貨物ターミナル発が8月20・21・24・27・28日、札幌貨物ターミナル発が8月19・20・22・26・27・29日となっている。輸送力はいずれもコンテナ車20両(12フィートコンテナ100個)になる。

JR貨物は「さんふらわあ だいせつ」の火災事故により、盆休み前の需要増加時期の輸送力がひっ迫するとして、臨時貨物列車の運行を開始。当初は8月4日から12日まで臨時貨物列車を設定していたが、引き続き運行されることになった。JR貨物は9月以降も「運転を行う方向で検討を行っています」としている。

《草町義和》

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