歩道に乗り上げ暴走、運転者にてんかん発作の症状

自動車 社会 社会

16日午後9時30分ごろ、東京都豊島区内の都道で乗用車が暴走。道路右側の歩道に乗り上げ、隣接するビルの1階部分に突っ込む事故が起きた。この事故で5人が死傷。警察は運転していた53歳の男を逮捕している。

警視庁・池袋署によると、現場は豊島区東池袋1丁目付近で片側2車線の緩やかなカーブ。乗用車はJR池袋駅東口の地下にある有料駐車場から進出。流出路を曲がらずに直進し、道路右側の歩道に進入。さらに暴走を続け、隣接するビルの1階部分に突っ込んだ。

この事故で歩道を歩いていた5人が次々にはねられ、41歳の女性が頭部強打などが原因でまもなく死亡。他の4人が重軽傷を負った。警察はクルマを運転していた北区内に在住する53歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

事故直後の男は極度の興奮状態で、支離滅裂な言動を繰り返していた。当時は危険ドラッグ等の使用も疑われたが、薬物類は検出されず、後の調べでてんかん発作の症状があることが判明。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る