【アウディ TT 新型発売】初代のデザイン性と R8 のスポーツ性を融合[写真蔵]

自動車 ニューモデル 新型車
アウディ TTクーペ 新型
アウディ TTクーペ 新型 全 45 枚 拡大写真

アウディ『TT』が9年ぶりにモデルチェンジ、3代目へと進化した。新型TTは、デザイン、スポーツ性能、インフォテイメントシステムと、大きく3つの進化を遂げているのが特徴だ。

エクステリアデザインは、初代TTのデザイン性と、フラッグシップスポーツカー『R8』のスポーツ性を高次元で融合させたものだという。初代のコンセプトに近い水平基調デザインを基本に、先代以上にエッジを効かせ、よりスポーツ性を強調するものとしている。R8と同様、ボンネット中央にエンブレムを配しているのもそのあらわれだ。

ボディサイズは全長4180×全幅1830×全高1380mm、ホイールベースが2505mm。全長、全幅を先代よりそれぞれ10mm短縮。一方、ホイールベースは40mm延長し、伸びやかでダイナミックなフォルムを手に入れた。

インテリアは、ドライバー中心の設計とすると同時に、「アウディ バーチャルコックピット」をはじめとする先進のインフォテイメントシステムなどを投入することで、従来のインパネ&ダッシュボードの概念を覆す革新的なデザインを手に入れている。

バーチャルコックピットは、メーターパネル内をフルデジタルのディスプレイとしたもので、カーナビやオーディオ、車両システムやインターネット接続などあらゆる機能をここに集約している。エアコン吹き出し口に操作スイッチを一体化するなど新たな取り組みによって、シンプルかつ機能的な空間とした。

ボディは高張力スチールとアルミを組み合わせたコンポジット構造を採用、高いねじり剛性を確保しながら、先代から数十kgレベルで軽量化。さらに10mmの低重心化を図り、運動性能に貢献する。さらに4WDシステム「クワトロ」は第5世代目に進化。「アウディ ドライブセレクト」との連動を可能とし、走行状況を先読みしながらオンデマンドで最適な駆動配分をもたらす。

パワートレインは2.0リットル直噴ターボのTFSI。「TTクーペ」および「TTロードスター」が230ps、ハイパフォーマンスモデルの「TTSクーペ」は過給圧を高めることで286psを発揮する。燃費はTTクーペが13.0km/リットルから14.7km/リットルへと向上している。

TTクーペの価格は542万円。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 直前予想! 日産のフラッグシップSUV『パトロール』にNISMOが登場、日本に来る?
  3. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る