VWグループ世界販売、3.7%減の79万台…中国が減速 7月

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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは8月25日、7月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総販売台数は、79万2100台。前年同月比は3.7%減と、4か月連続で前年実績を下回った。

1-7月実績を市場別で見ると、単一国としては最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比5.3%減の199万台と減速。中国を含めたアジア太平洋地域では、4.1%減の222万台にとどまる。

また北米は、前年同期比6.2%増の53万3000台。このうち米国は、3.4%増の34万9000台と回復を遂げた。同社は北米向けの新型SUVの開発を進めており、さらなる販売増を目指す方針。

また欧州は、前年同期比3.7%増の245万台と、信用不安を抜け出して、回復基調に。このうち、西欧(ドイツを除く)は、7.2%増の132万台を売り上げた。地元のドイツは、5.7%増の78万1700台。

フォルクスワーゲングループの2014年の世界新車販売は、初の1000万台超えとなる1014万台。前年比は4.2%増だった。2015年1-7月実績は、583万台。前年同期に対して、1%減となっている。

《森脇稔》

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