圏央道・神埼IC~大栄JCT開通1か月、都心経由が4割減少

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圏央道(資料画像)
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国土交通省は、圏央道の開通によって都心経由の交通の割合が6割から2割に減少し、観光や企業活動が活性化するなど、ストック効果が発現するとの見通しを発表した。

圏央道・神埼IC~大栄JCTの開通1か月後のストック効果の調査で明らかになった。

それによるとつくばJCT~宮野木JCT間を移動する広域交通では、都心経由から圏央道経由への経路転換が図られ、都心経由の交通の割合が約6割から約2割に減少した。都心を経由するより、圏央道を経由した方が約34分短縮されるためだ。

また、圏央道の開通により、成田空港からつくば市の所要時間が約83分から約60分に短縮され、沿線企業で輸送時間の短縮が実感されているとしている。

沿線観光施設では、近隣商業施設と連携し、圏央道を利用した広範囲の集客キャンペーンを実施しているほか、沿線ゴルフ場では、一般道を利用するルートから、最寄りのICまで圏央道を利用することが可能となり、アクセス性が向上した。

このほか、開通区間に並行する国道408号では、圏央道の交通量が減少、周辺道路の渋滞が緩和している。国道408号・土屋交差点の交通量が6%減、角崎交差点が19%減、稲敷市上君山断面で16%減となっている。

《レスポンス編集部》

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