【スバル WRX S4 試乗】“カドマル”の入力が心地いい…島崎七生人

試乗記 国産車
スバル WRX S4 2.0GT-S EyeSight
スバル WRX S4 2.0GT-S EyeSight 全 8 枚 拡大写真

『WRX S4』の改良モデル。グッドルッキングなオプションの18インチホイールが外観を引き締めて見え、「おや!?」と思わせられた。が、その印象は走り出して「なるほど!」に変わった。

【画像全8枚】

乗り味がより洗練されていたのである。とくに出足から低速域にかけての足の動きの緻密さが印象的で、路面からの入力が“カドマル”になり、実に心地いい。さらに速度を上げていっても、強制的ではない自然なフラット感、コーナリング時のジワリと安定したロールもいい。

パワーをかけながらの“曲がりの楽しさ”や、高速走行時の直進安定性の高さは相変わらずだ。300ps/40.8kgf・mもの性能を発揮する2リットルターボとAWDシステムによるファンな走りは、このクルマの最大の価値だ。自在にパフォーマンスを引き出せる“SI-DRIVE”は要で、“S#”での加速は目を見張るもの。

ただしパフォーマンスを存分に味わった後でのガソリン給油量はそれなりで、10km/リットル台を切る程度。100km/h走行を大人しく行なうと、エンジン回転は2000rpmあたりに落ち着いていた。なおステアリングにはパドルを含め、今は19個(ホーンを含めたら20個!)ものスイッチが。よくある長押し、スイッチの兼用も利己主義的でわかりづらいが、現状の機能1に対しスイッチ1というのは、少し整理してもいいのでは?とも思った。

それとドアの閉まり音がパフン!と静かで上質なことも感じた。ボディ剛性、上質感を伝える音である。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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