「日本のハーレーはクール!」海外メディアも評価…根づくハーレー文化

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「日本のハーレーシーンはクール!」だという海外メディア。一番右はオーストラリアの記者グラント氏。その横はH-Dアジアパシフィック・ディレクター、グレッグ氏。
「日本のハーレーシーンはクール!」だという海外メディア。一番右はオーストラリアの記者グラント氏。その横はH-Dアジアパシフィック・ディレクター、グレッグ氏。 全 15 枚 拡大写真

ハーレーダビッドソンジャパンは9月10日、アジアパシフィックのメディアを招待したプレスツアーを都内でおこなった。

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ハーレーダビッドソン2016年モデルの発表および試乗会を開催したほか、都内のカスタムショップや正規ディーラーを探訪。オーストラリアやベトナム、中国や韓国などの記者が熱心に取材していた。

港区汐留のホテルでプレスカンファレンスを開いたのちバスで向かった先は、練馬区にあるカスタムショップ「チェリーズカンパニー」。ビルダーの黒須嘉一郎氏はヨコハマホットロッドカスタムショーで最も栄誉あるベストオブショーを2年連続で獲得中とあって、国内のカスタムフリークはもちろん海外からも注目を浴びている。

このツアーにはハーレーダビッドソン本社(アメリカ・ミルウォーキー)から、シニアインダストリアルデザイナーのダイス・ナガオ氏も来日し同行したが、ダイス氏はこう言う。

「日本のカスタムビルダーはアメリカでも高く評価され、もはやトレンドを牽引しています。そして黒須さんら日本のビルダーがすごいところは、カスタムの完成度の高さはもちろん、メカニックとしての技量も高いレベルで持っていることで、エンジンを開けて整備したり、日頃のメンテナンスまで含めユーザーの面倒を見ているところです」

アメリカのカスタムビルダーはアーティストとして扱われ、年収も桁違い。カスタムマシンの製作においては造形やシルエットを決めるのが主な仕事で、ユーザーの定期的なメンテナンスまではまず見ないのが当たり前となっている。

ダイス氏は「日本のビルダーはまずバイクの基本構造から学び、アーティストである前にメカニックとしてのノウハウと技術があります。だからこそ、バイクがちゃんと走るディメンションを知っているし、レイアウトも分かっているのです」と、評価する。

一方、黒須氏は「まだまだです」と、先を見る。最近はヨーロッパのカスタムシーンに関心が高く、そのトレンドに注目している。

ツアーは他に、正規ディーラーなどを訪れ、アジアパシフィックの記者らにハーレーダビッドソンジャパンが牽引する日本のハーレーシーンを様々な角度から目の当たりにした。

オーストラリアのバイク専門誌「MOTORCYCLE TRADER」の記者グラント氏は、「日本のハーレーカルチャーはクール。カスタムもアメージング!」と、目を丸くし、今後も日本のシーンに注目するという。

ハーレーダビッドソンジャパンは開催したパーティーでカスタムバイクを展示したり、ピンストライパーやペイントアーティストのライブを披露するなど、様々な工夫を凝らし海外メディアにアピールした。

同社マーケティング&コミュニケーションズ ディレクター佐藤毅氏は、「ひとまず成功です」と、胸を撫で下ろしている。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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