【フランクフルトモーターショー15】ヒュンダイ から ビジョンGT、「N 2025」…871hpの燃料電池レーサー

自動車 ニューモデル モーターショー
ヒュンダイ N 2025 ビジョン グランツーリスモ
ヒュンダイ N 2025 ビジョン グランツーリスモ 全 8 枚 拡大写真

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15において、『N 2025 ビジョン グランツーリスモ』を初公開した。

ソニー・コンピュータエンタテインメントは2013年末、「PlayStation3」用ゲームソフト、『グランツーリスモ6』を発売。そのコラボレーションプロジェクトが、「ビジョン・グランツーリスモ」。これは、世界的な自動車メーカーやブランドが、グランツーリスモのために車をデザインする企画。『グランツーリスモ6』内では、バーチャル走行が楽しめる。

N 2025 ビジョン グランツーリスモは、このビジョン・グランツーリスモから誕生した1台。車名の「N」は、ヒュンダイが新たに立ち上げるサブブランド。Nは、高性能車に特化したブランドとなる。ヒュンダイは現在、欧州主力コンパクトカーの『i20』で、WRC(世界ラリー選手権)に参戦中。N車の開発には、WRCのノウハウが生かされる予定。

パワートレインは、ヒュンダイがいち早く量産化した燃料電池車の技術を応用。2個の燃料電池スタックが、670hpのパワーを発生。これに、回生ブレーキによるスーパーキャパシタの201hpが加わり、システム全体で871hpのパワーを引き出す。

外観は、フロントよりもリアが長いデザインや、大きく張り出した前後フェンダーなど、迫力のフォルム。CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)モノコック構造や軽量コンパクトな燃料電池スタックにより、車両重量は972kgに抑えられている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る