【フランクフルトモーターショー15】フィアット 500、改良新型を初公開…内外装を大幅刷新

自動車 ニューモデル モーターショー
フィアット 500 改良新型(フランクフルトモーターショー15)
フィアット 500 改良新型(フランクフルトモーターショー15) 全 12 枚 拡大写真

欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のフィアットブランドは9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15において、改良新型フィアット『500』をワールドプレミアした。

画像:フィアット 500 改良新型

現行フィアット500は2007年3月、欧州で発表。名車、500の復活として話題を集めた。現在、世界100か国以上に出荷され、累計販売台数は150万台を超えている。今回、デビューから8年が経過して、現行500にとって、初の大幅改良モデルが登場した。

改良は内外装が中心。従来モデルからの変更点は、およそ1800か所にのぼる。外観は、フロントのヘッドライトやバンパーが新デザイン。ヘッドランプはスラントした新形状。LEDデイタイムランニングライトも組み込まれた。バンパーは、クロームを追加。

リアは、テールランプやバンパーが新デザイン。足元では、アルミホイールが新しい。サイズは、15または16インチ。室内は、ステアリングホイールやシートが新デザイン。「Uconnect」と呼ばれる最新の車載インフォテインメントシステムも用意された。遮音材の追加により、静粛性も引き上げられた。

パワートレインには、新開発の1.3リットルターボディーゼル「マルチジェット」を用意。最大出力95hpを発生する。CO2排出量は89g/km。排出ガス性能は、ユーロ6を満たす。なお、改良新型モデルにも従来通り、ハッチバックとオープンの『500C』を設定する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  2. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  3. 日産版の三菱アウトランダー!? 北米発表に「まんまやんけ!!」「かっこよ!」など日本のファンからも反響
  4. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  5. 日産の新型セダンが「コスパ最強」と話題に! モビショーで公開後「リーフの半額!」「どうして日本では…」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る