【フランクフルトモーターショー15】アウディ、新型EVを2018年初頭に市販へ…高級SUV

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アウディ e-トロン・クワトロコンセプト(フランクフルトモーターショー15)
アウディ e-トロン・クワトロコンセプト(フランクフルトモーターショー15) 全 11 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディが9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15で初公開したEVコンセプトカー、『e-トロン・クワトロコンセプト』。同車が市販化される時期が判明した。

画像:アウディ e-トロン・クワトロコンセプト

同車は、SUVタイプのEVコンセプトカー。ボディサイズは、全長4880mm、全幅1930mm、全高1540mm。アウディのSUV、「Qモデル」では、『Q5』と『Q7』の中間サイズとなる。クーペのようなデザインでエアロダイナミクス性能を追求。Cd値は0.25と、SUVセグメントで最高の数値とした。

EVパワートレインは、モーターが3個で、フロントアクスルに1個、リアアクスルに2個を搭載する。3個のモーターの合計出力は、435ps。ブーストモードでは、最大出力503ps、最大トルク81.6kgm以上を引き出す。4輪を駆動するクワトロとなり、0-100km/h加速4.6秒、最高速210km/h(リミッター作動)の性能を持つ。

二次電池は、蓄電容量95kWhの大容量リチウムイオンバッテリーで、キャビン下の前後アクスルの間に配置。1回の充電で最大500km以上の走行を可能にした。バッテリーのフル充電に要する時間は、およそ50分。

フランクフルトモーターショー15のプレスカンファレンスにおいて、アウディのウルリッヒ・ハッケンベルク技術開発担当取締役は、「e-トロン・クワトロコンセプトを2018年初頭に市販化する。フルEVの高級SUVになるだろう」と、市販化の時期を明言している。

《森脇稔》

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