VWのディーゼル不正問題、日本市場への影響は現時点でなし

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新型フォルクスワーゲン パサート
新型フォルクスワーゲン パサート 全 4 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンが米国の排ガス規制を逃れるために、車両に違法なソフトウェアを装着していた問題。日本市場への影響はあるのか。

【画像全4枚】

現時点では、日本市場への影響はない。問題となっているエンジンは、ディーゼル。米国では、直列4気筒ターボディーゼル「TDI」エンジンに、不正なソフトウェアが装着されていた。

フォルクスワーゲンの日本での現行ラインナップは、ガソリン車、ガソリン車ベースのプラグインハイブリッド車(PHV)、EV。ディーゼル搭載車は存在しない。

しかし、日本市場ではここ数年、最新のクリーンディーゼル搭載車の人気が上昇。輸入車でも、BMWやメルセデスベンツなどが、ディーゼル車を日本市場に積極導入する動きを見せている。

フォルクスワーゲンもこの流れに従い、2016年初頭にも、日本市場へのクリーンディーゼル搭載車の投入を予定していた。しかし、今回の問題を受けて、日本市場への導入計画に遅れなどの影響が出ることが考えられる。

《森脇稔》

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