新型『7シリーズ』の大きな特徴として、カーボンファイバーなどの素材を積極採用することによる軽量化が挙げられる。これを実現した大きな要因は、電動化技術に特化した新ブランド、「i」の技術を応用したカーボン構造。さらにCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を組み合わせることで、先代比で最大130kgの大幅な軽量化を果たした。
数多くの先進装備が導入されているのも、新型7シリーズの特徴。中でも、「リモート・コントロール・パーキング」をオプションで用意。車を自宅ガレージなどに止める際、ドライバーは車から降りる。そして、キーを操作すれば、無人状態の車両が、極めて低速だが、自動でガレージ内に駐車してくれる。
逆に、ガレージから、遠隔操作で車両を引き出すことも可能。BMWは「量産車としては世界初」と胸を張る。