マレーシアの1人当たりGDP、初めて世界平均超える=GSIAC

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

グローバル・サイエンス・アンド・イノベーション諮問評議会(GSIAC)はマレーシアの2014年の国民1人当たりの国内総生産(GDP)が世界平均を初めて超えたことを明らかにした。

GSIACは声明の中で、2014年のマレーシアの国民1人当たりのGDPは1万830米ドルで、世界の全ての国の平均は1万804米ドルだったと発表した。2010年のマレーシアの平均は8,752米ドルで、世界平均の9,513米ドルを8.0%下回っていた。

マレーシアは先進国入りの目標として、国民1人辺りのGDPを1万5,000米ドルとすることを目標にしている。目標達成のためには2015年から2020年の間に、年間平均で695米ドルずつ増やす必要があり、第11次マレーシア計画(11MP)でも目標が明記されている。

11MPでは、2020年まで年率5-6%のGDP成長を目指し、国民総所得(GNI)についても年率7.9%の成長を目指している。また一人当たりのGNIの目標は5万4,100リンギ、現在6,141リンギの平均世帯収入の1万540リンギへの引き上げを目標とする。インフレ率は年率3%以下を目標とする。
(ベルナマ通信、9月28日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  6. トピー工業が「22インチ大径超軽量アルミホイール」で鋳造の軽量化と造形自由度を両立し次期主力を狙う…ジャパンモビリティショー2025PR
  7. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  8. クルマ好きも唸るイベント満載!さらに進化した「ジャパンモビリティショー2025」の見どころとは?PR
  9. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  10. スズキが新型クロスオーバー『SV-7GX』を世界初公開! 初心者にも優しいV2アドベンチャー、2026年後半に欧州発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る