バランス崩したダンプが信号柱を直撃、歩行者2人死亡

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9月28日午前9時30分ごろ、埼玉県春日部市内の国道16号を走行していた大型ダンプトラックが路外に逸脱。道路左側の信号柱に衝突する事故が起きた。この事故で倒壊した柱の下敷きとなった歩行者2人が死亡。警察はトラックの運転者を逮捕している。

埼玉県警・春日部署によると、現場は春日部市増富付近で片側2車線の直線区間。大型ダンプトラックは現場手前で第2車線から第1車線へ車線変更した際にバランスを崩し、道路左側へ傾斜した状態で路外に逸脱。交差点に設置されていた信号柱に衝突。その弾みで横転した。

トラックが直撃した信号柱は根元から折れて倒壊。歩道で信号待ちをしていた67歳の女性と50歳の男性を直撃。2人は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因で2人とも死亡した。トラックを運転していた久喜市内に在住する28歳の男も打撲などの軽傷を負ったが、警察はこの男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「前のクルマに追突しそうになり、慌ててハンドルを切ったらバランスを崩した」などと供述しているようだ。警察ではトラックが過積載だった疑いもあるとして、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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