三菱重工、マレーシアでMLFF方式ETCの実証試験を開始

自動車 ビジネス 海外マーケット
MLFF課金システム
MLFF課金システム 全 1 枚 拡大写真

三菱重工業は10月1日、マレーシアで、高速道路の複数車線を減速せずに走行する車両に課金できるマルチレーン・フリーフロー(MLFF)方式ETCの実証試験を開始した。

今回の実証実験は、交通渋滞の緩和に向け2018年の実運用を目指し、各種技術を蓄積するのが狙い。同国政府の協力のもと、同国のITS(高度道路交通システム)関連企業と共同で取り組んでいく。

実証試験では、マレーシア特有のナンバープレートに合わせたチューニングや、さまざまな気象条件でのデータ収集などを行う。2016年には、これを発展させるかたちで、社会実験として実際の高速道路においてモニター車両による実証を予定。また、MLFFの技術による駐車料金の支払い、車両の走行管理、自動車税管理の効率化など高速道路の課金以外の幅広いITSアプリケーションへの応用を検討していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. カワサキの649ccクルーザー『バルカンS』、2026年モデルで新カラー登場 価格は105万6000円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る