VW グループ、人員削減の可能性…ミューラーCEOが示唆

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VWグループ マティアス・ミューラー新CEO
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世界の約1100万台に、排出ガス試験での不正が発覚したフォルクスワーゲングループ。同社が、人員削減を行う可能性が出てきた。

これは10月6日、フォルクスワーゲングループがドイツ本社で開催した従業員向け説明会において、マティアス・ミューラー新CEOが明らかにしたもの。同CEOは、「業務の効率化をさらに進める必要がある。率直に言って、痛みを伴うことになるだろう」と語っている。

今回の問題は、フォルクスワーゲングループが世界で販売した約1100万台に、排出ガス試験を不正に逃れる違法なソフトウェアを装着。このソフトウェアの改修費用が、経営を圧迫する可能性がある。

また、各国当局は、不正が認められた場合、フォルクスワーゲングループに罰金を科す方針。米国を中心に、集団訴訟の動きも出ている。

今回のミューラーCEOの「痛みを伴う」の発言は、財務状況の悪化に備えて、人員削減を行う可能性を示唆したもの。ただし同CEOは、「将来の雇用を維持するために、できることは全て行う」と述べている。

《森脇稔》

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