三菱 米国新車販売、35.9%増… アウトランダー が2.2倍  9月

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三菱 アウトランダー の2016年モデル
三菱 アウトランダー の2016年モデル 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは10月1日、9月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、7556台。前年同月比は35.9%増で、19か月連続で前年実績を上回った。

7556台の内訳は、乗用車が前年同月比6.1%増の2467台と、9か月連続で増加。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比57.5%増の5089台と、15か月連続の前年実績超え。

SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が好調。9月としては、過去最高の3140台を売り上げた。前年同月比は33.5%増と、6か月連続で増加。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきたが、三菱は米国生産からの撤退を決めている。

また、『アウトランダー』は9月、改良新型モデルが1949台を販売。前年同月の2.2倍と、7か月連続の前年超え。2013年9月に米国市場に投入した新型『ミラージュ』は、前年同月比0.6%増の1348台と、3か月ぶりに増加した。

2014年の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年比24.8%増の7万7643台。2015年1-9月実績は、前年同期比25.5%増の7万3257台だった。三菱モータースノースアメリカのドン・スウェアリジェン上級副社長は、「販売の勢いは9月も持続。これは、強固な商品ラインナップのおかげ」と述べている。

《森脇稔》

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