三菱重工、「MHIレポート2015」を発行…飛行試験前の「MRJ」特集を掲載

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三菱重工業は、統合レポート「MHIレポート2015」を発行した。

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「MHIレポート」は、価値創造のあり方を長期視点で伝えていくために、アニュアル・レポート(年次報告書)とCSRレポート(社会・環境報告書)の情報を一体化させたもので、今回は、新しい中期経営計画や2015年3月期(2014年度)の業績、環境・社会との関わりなどについて多面的に紹介する。

今回が昨年に続き2回目の発行となる統合レポートでは、国際統合報告評議会(IIRC)が公表している「国際統合報告フレームワーク」の考え方を踏まえて、企業価値の創造に焦点を当てた。

事業の全体像をストーリーとして表現する「カバーストーリー:三菱重工の針路」を新たに設け、続く「企業価値向上のための戦略」「事業を通じた価値創造」「価値創造の仕組み構築」と合わせた4部構成とした。

カバーストーリーでは、130年超にわたる歴史、グローバル展開を加速する総合インフラ企業としての姿、各種の経営革新に向けた取り組みについて紹介する。加えて、宮永俊一社長が、2015年度から3カ年にわたる新中期経営計画「2015事業計画」で掲げた目指す企業像「たゆみない技術力の強化と研鑽、経営の革新および変化と多様性への適応により、世界の発展に貢献し、ともに成長を続ける企業」について語っている。

また、企業価値向上のための戦略では、社長メッセージで宮永社長が、2015事業計画で取り組む「事業拡大加速によるグローバル競争力強化」、「財務基盤のさらなる強化と高収益性追求」、「企業統治と経営プロセスのグローバル適合推進」に向けた戦略などについて説明。CFOメッセージでは、キャッシュ・フロー重視の財務・資本戦略などについて解説する。

監査等委員会設置会社への移行に伴って新設した監査等委員に就任した畔柳信雄氏(三菱東京UFJ銀行特別顧問)、クリスティーナ・アメージャン氏(一橋大学大学院商学研究科教授)、伊東信一郎氏(ANAホールディングス会長)の社外取締役3人が、同社のガバナンスに対する評価やグローバル化に向けた課題などについて語る。

事業を通じた価値創造では、飛行試験開始が近づく次世代リージョナルジェット機MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)事業を特集として取り上げ、従来のものづくりの枠を超えたビジネスモデルへの挑戦を紹介する。

このほか、価値創造の仕組み構築では、監査等委員会設置会社への移行を中心としたコーポレート・ガバナンス強化のための施策や、人材育成、知的財産活動・研究開発について取り上げている。

《レスポンス編集部》

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