古野電気、舶用事業が好調で増収増益、ETCは伸び悩み…2015年8月中間決算

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古野電気が発表した2015年8月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比32.5%増の19億4900万円と大幅増益となった。

売上高は産業用事業が減収だったものの、舶用事業が好調で、同10.3%増の457億7400万円と大幅増収となった。

舶用事業は、商船市場向けが国内やアジアを中心に全ての地域で増加した。漁業市場向けの売上も堅調に推移した。プレジャーボート市場向けも、中心となる北米と欧州の景気回復や為替の円安効果などもあって増収となった。

産業用事業では、GPS機器は周波数発生装置が低調で、減収となった。ETC車載器も新車市場が低調だったこともあって売上が伸び悩んだ。防衛省向けの売上も低調だった。

収益は、増収の効果で経常利益は同10.8%増の22億3600万円だった。純利益は、防衛省に対する過大請求額の納付額と前連結会計年度に引当計上した額との差額6億2100万円を特別損失に計上したため、同0.3%減の14億4900万円とほぼ横ばいだった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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