JR東日本、大船渡線BRTの運行時刻を一部変更…接続改善で約50分短縮

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一般道区間を走る大船渡線BRTのバス。10月26日に一部のバスの運行時刻を変更して陸前高田駅での接続を改善する。
一般道区間を走る大船渡線BRTのバス。10月26日に一部のバスの運行時刻を変更して陸前高田駅での接続を改善する。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本盛岡支社は10月26日、大船渡線BRTのダイヤを改正を実施する。沿線住民からの要望を受け、陸前矢作~陸前高田間(岩手県陸前高田市)の運行時刻を一部変更する。

発表によると、陸前矢作発13時20分・14時20分・17時50分のバス3本を6分繰り上げ、13時14分・14時14分・17時44分に変更する。これにより陸前高田着は13時23分・14時23分・17時53分になり、いずれも4分の接続で気仙沼行きのバスに乗り換えることができるようになる。

これら3本のバスは現在、陸前高田駅での気仙沼行きの乗換え時間が1時間弱となっており、陸前矢作~気仙沼間全体の所要時間は1時間33~38分。改正後の所要時間は44分で、49~54分短縮される。

大船渡線BRTは、東日本大震災で不通となっている大船渡線の代行輸送機関として運行されているバス高速輸送システム(BRT)。運行区間は気仙沼(宮城県気仙沼市)~盛(岩手県大船渡市)間だが、このうち鹿折唐桑(気仙沼市)~陸前高田間は大船渡線のルートから離れた一般道を通り、途中の上鹿折・陸前矢作・竹駒3駅を通らない。このため、気仙沼~鹿折唐桑~上鹿折間と陸前矢作~陸前高田~盛間を結ぶバスも運行されているが、陸前矢作駅から気仙沼駅に向かう場合は陸前高田駅で乗り換える必要がある。

《草町義和》

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