火山活動で運休の箱根ロープウェイ、一部区間で再開へ…10月30日から

鉄道 企業動向
火山活動の影響で全線運休している箱根ロープウェイは10月30日から一部区間で運転を再開すると発表した。画像はロープウェイの路線図と運転を再開する区間、代行バスルートを示した図
火山活動の影響で全線運休している箱根ロープウェイは10月30日から一部区間で運転を再開すると発表した。画像はロープウェイの路線図と運転を再開する区間、代行バスルートを示した図 全 3 枚 拡大写真

箱根山の火山活動に伴い5月上旬から全線で運休が続いている箱根ロープウェイは10月26日、姥子~桃源台間(神奈川県箱根町)の運転を10月30日から再開すると発表した。立入り規制が行われている大湧谷駅周辺を含む早雲山~姥子間は、引き続き運休する。

箱根ロープウェイは、ケーブルカーと接続する早雲山駅から大湧谷・姥子両駅を経て、芦ノ湖畔の桃源台駅までを結ぶ約4kmのロープウェイ。噴火警戒レベルが火口周辺規制(レベル2)に引き上げられた5月6日から全線で運休している。

今回運行を再開する姥子~桃源台間約1.2kmは立入り規制区域の外。再開後の運転時間は9時45分~15時15分で、毎月第2・第4木曜日は点検・検査のため終日運休する。全線運休に伴い運行されている早雲山~姥子~桃源台間の代行バスは引き続き運転する。

気象庁は箱根山の噴火警戒レベルを6月末に「レベル3」に引き上げたが、9月11日に「レベル2」に引き下げた。気象庁地震火山部が10月23日に発表した情報によると、7月1日にごく小規模な噴火が発生した以降は噴火は観測されておらず、火山性地震も7月以降減少し、少ない状態で経過しているという。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る