デンソー、新型 プリウス 搭載製品をトヨタと共同開発

自動車 ビジネス 国内マーケット
トヨタ プリウス(東京モーターショー15)
トヨタ プリウス(東京モーターショー15) 全 5 枚 拡大写真
デンソーは、トヨタ自動車と共同で新型『プリウス』向けの製品を開発した。

環境分野では小型軽量化された新型パワーコントロールユニットとモーターステーターを共同で開発。新型パワーコントロールユニットは、冷却構造の改善や電子制御回路の集積化によって、従来のプリウス搭載品に比べて約33%の小型化を、モーターステーターは独自の新しい巻線方式を用い、2割以上の軽量化を実現した。

安全分野ではミリ波レーダーと画像センサーを共同で開発。従来、単独で機能していた2つのセンサーの機能を組み合わせることで、より早くより正確な検知を可能にした。また、交通事故防止や交通の効率化を実現するための無線通信を行うITSコネクト対応車載機も共同開発した。

そのほかデンソーは、より効率化された電動コンプレッサーとエジェクタ一体型のエバポレータ―(熱交換器)を搭載したカーエアコンシステムを開発。従来のプリウス搭載品に比べて、冷房時の消費電力を約18%低減し、快適性と環境性能の両立に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る