【東京モーターショー15】住友ゴム、安全性向上と省資源に貢献するタイヤ新技術を開発

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エアレスタイヤテクノロジー ジャイロブレイド(東京モーターショー15)
エアレスタイヤテクノロジー ジャイロブレイド(東京モーターショー15) 全 8 枚 拡大写真

住友ゴム工業は、空気充填不要でパンクが発生しないエアレスタイヤテクノロジー「ジャイロブレイド」と、タイヤトレッド部の損傷による空気漏れを防ぐシーラントタイヤテクノロジー「コアシール」の2つの技術を新たに開発。同技術を採用したプロトタイプタイヤを「第44回東京モーターショー」に出品する。

ジャイロブレイドは、金属製ホイールと特殊樹脂スポークで構成する車輪の外周にタイヤのトレッド部を接着させた形状をしており、空気充填することなくタイヤの基本性能を満たす技術。パンクや整備不良による空気圧の過不足の心配がなく、メンテナンス作業の負荷を大幅に低減できる。また、特殊樹脂スポークは豊富なカラーバリエーションを提供できるため、ファッション性を高めることも可能だ。

コアシールは、タイヤトレッド部の裏側にシーラント剤を塗布する技術。トレッド部の裏側まで貫通する損傷が発生した場合、塗布されたシーラント剤が穴を塞いで空気漏れを防ぎ、空気圧を維持したまま走行できる。

両技術ともに、スペアタイヤが不要となることで省資源・省エネルギーにも貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

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