スバル富士重の中間決算…営業利益5割増の2851億円、通期予想も上方修正

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スバル アウトバック(北米モデル)
スバル アウトバック(北米モデル) 全 2 枚 拡大写真

富士重工業は11月5日、2015年4-9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は1兆6015億円(前年同期比+22.2%)、営業利益は2851億円(+53.6%)、経常利益は2850億円(+62.0%)、四半期純利益は1932億円(+70.9%)だった。

スバル車の国内販売は、軽自動車では前年を上回ったものの、新車効果の薄れた登録車が前年を下回り、同7.0%減の6万7000台となった。一方、海外販売は、北米を中心に『レガシィ/アウトバック』が引き続き好調に推移し、同12.7%増の40万6000台と伸長した。この結果、全世界合計の販売台数は同9.4%増の47万2000台。全世界販売台数は第2四半期累計期間として、海外販売台数と北米販売台数はすべての半期を通じて過去最高となった。

連結売上高は、販売台数の増加や為替変動等により、同22.2%増の1兆6015億円。損益は、諸経費等ならびに試験研究費の増加を、為替変動や販売台数の増加、原価低減の進捗等によりカバーし、営業利益が同53.6%増の2851億円、経常利益は同62.0%増の2850億円、純利益は同70.9%増の1932億円。売上、各利益ともすべての半期を通じて過去最高となった。

通期連結業績見通しについては、原価低減の進捗や為替変動、販売台数の増加などを織り込み、連結売上高3兆2100億円(前回予測比1800億円増)、営業利益5500億円(同470億円増)、経常利益5470億円(同520億円増)、当期純利益3720億円(同350億円増)に上方修正。北米販売台数は7期連続で過去最高、全世界販売台数、海外販売台数、売上高、各利益段階のいずれも4期連続での過去最高となる見通し。

《纐纈敏也@DAYS》

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