東武鉄道東上線の『TJライナー』、朝ラッシュ時の上り列車を新設へ

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池袋駅を夕夜間に発車する下り『TJライナー』。来春からは朝ラッシュ時の上り列車も運行される。
池袋駅を夕夜間に発車する下り『TJライナー』。来春からは朝ラッシュ時の上り列車も運行される。 全 2 枚 拡大写真
東武鉄道は11月5日、東上線で運行している座席定員制列車『TJライナー』を増発すると発表した。2016年春のダイヤ改正にあわせて実施する。現在運行している夕夜間の下り列車を増やすほか、新たに上り列車も朝の通勤ラッシュ時に運行する。

新たに運行を開始する朝ラッシュ時の上り列車は、森林公園6時11分発~池袋7時05分着と森林公園8時18分発~池袋9時11分着の2本。いずれも平日のみ運行される。停車駅は森林公園・東松山・坂戸・川越・ふじみ野・池袋の各駅。池袋以外の駅では乗車のみ取り扱い、降りることはできない。乗車に際して運賃とは別に支払う必要がある着席料金は410円だが、ふじみ野駅から乗車する場合は310円になる。

夕夜間の下り列車は、平日に池袋22時30分発の小川町行き、23時30分発の森林公園行き、0時00分発の森林公園行きを増発。22時50分発の小川町行きは23時00分発に変更される。これにより全体の運行本数は合計13本になる。土曜・休日も池袋発17時30分・20時30分・21時00分発の小川町行き3本を増発して合計9本体制にする。着席料金は現在と同じ310円で、ふじみ野以遠の駅から乗車する場合は着席料金は不要になる。

《草町義和》

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