東洋ゴム第3四半期決算、最終赤字43億円…防振ゴム不正問題やカルテル和解金が影響

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東洋ゴム タイヤ技術センターに設置されている免震ゴム(資料画像)
東洋ゴム タイヤ技術センターに設置されている免震ゴム(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

東洋ゴム工業は11月9日、2015年1-9月期(第3四半期・累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高3009億5500万円(+4.8%)、営業利益476億1100万円(+40.0%)、経常利益は416億2600万円(+27.0%)、四半期純損益は43億1500万円の赤字(前年同期は235億1000万円の黒字)となった。

海外市場における新車用タイヤ、北米市場の市販SUVタイヤなどが好調で、売上高、営業利益とも4割以上のプラスとなった。しかし、防振ゴム不正問題に関連する製品補償対策費や製品補償引当金繰入額、米国での独禁法関連損失を特別損失として計上したことで最終損益は43億1500万円の赤字となった。

通期業績見通しは、売上高4100億円(前回予想比50億円減)、営業利益590億円(同40億円増)、経常利益は520億円(同10億円増)、四半期純利益は50億円(同70億円減)に修正した。

《纐纈敏也@DAYS》

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