【ミラノショー15】シリーズ最高峰の4気筒、ヤマハ MT-10…“クールジャパン”はPVでも

モーターサイクル 新型車
ヤマハ MT-10
ヤマハ MT-10 全 34 枚 拡大写真

イタリア・ミラノで開催中のEICMA(国際モーターサイクルエキシビション)で世界初披露されたヤマハのニューモデル『MT-10』。

インターネット上の動画サイトには、ヨーロッパ ヤマハによるプロモーションビデオも公開され、早くも話題となっているが、その舞台が「The Dark Side of Japan」日本なのだ。

日本の大都市、おそらく東京をスタイリッシュに、かつ近未来的に魅せたムービーは、2年前の『MT-09』に続くもの。MT-10とともに、海外から見たクールジャパンを動画で見ることができる。

MT-10は、意のままに操れるストリート最強スポーツ性能と、多用途で楽しめる機能を集約させたモデルとして企画・開発され、MTシリーズの最高峰モデルとして2016年5月末に欧州で発売予定。

YZF-R1譲りのクロスプレーン型クランクシャフト998cc水冷直列4気筒エンジンは、低中速のトルク特性を重視したセッティングに見直され、MTシリーズらしいリニアなトルク感と市街地でも扱いやすいコントロール性を備える。

軽快なハンドリングをもたらすために軸間距離はR1より短縮され、MT-07と同じ1,400mmのショートホイールベース化。ライディングポジションも見直され、積極的なスポーツライディングからツーリングまで幅広いシーンを想定した。

“The King of MT”のデザインコンセプトによるフラッグシップモデルとしての存在感や引き締まったボディなどが特徴のスタイリングとなっている。

これでついにMTシリーズにも4気筒エンジンモデルが登場。MT-09は3気筒、MT-07およびMT-03/25は2気筒、そしてMT-125は単気筒エンジンを積む。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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