トヨタ豊田社長「スポーツの感動広げたい」…パラリンピックの最高位スポンサーに

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豊田社長とIPCのクレイヴァン会長
豊田社長とIPCのクレイヴァン会長 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は11月26日に都内で記者会見し、IPC(国際パラリンピック委員会)の最高位グローバルスポンサー契約の締結を発表した。

同日、IPCのフィリップ・クレイヴァン会長と会見場で契約に調印した。「ワールドワイド・パラリンピック・パートナー」と呼ぶスポンサープログラムであり、期間は2016年から2024年。トヨタがサポートする対象製品は「モビリティ」で、自動車のほか移動支援やリハビリ用のロボットなども含まれる。

会見で豊田社長は「トヨタはパラリンピックを通じ、移動の自由の実現と、スポーツの感動を広げる活動にチャレンジしたい。グローバルトヨタの34万人がバッターボックスに立ち、パラリンピックに関わっていきたい」と表明した。また、クレイヴァン会長は「トヨタとのパートナーシップで移動の自由が実現できれば、多くの人の人生をより良いものにできる」と期待を示した。

トヨタは15年3月、IOC(国際オリンピック委員会)との間でも1業種1社のみとなる最高位のスポンサー契約を結んでおり、オリンピックのサポートにも乗り出している。

《池原照雄》

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