GM、中国生産車を北米に初投入…ビュイック SUV

自動車 ニューモデル 新型車
ビュイック エンビジョン
ビュイック エンビジョン 全 3 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、ビュイックは12月4日、『エンビジョン』を北米市場に投入すると発表した。

画像:ビュイック エンビジョン

エンビジョンは(ENVISION)は、ビュイックブランドの新型SUV。2011年の上海モーターショー11に出品されたコンセプトカーの市販版で、2014年8月、GMと上海汽車の中国合弁、上海GMが、成都モーターショー14で初公開した。生産は、中国で行われている。

エンビジョンのボディサイズは、全長4667×全幅1839×全高1696mm、ホイールベース2750mm。ダイナミックで、たくましいデザインを追求。ビュイック車に共通する、流れる滝をモチーフにしたフロントグリルを装備。

パワートレインには、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを設定。最大出力260ps、最大トルク36kgmを発生する。トランスミッションは新世代の6速。新開発の4WDシステムを組み合わせた。

室内はレザーやウッドなど、厳選された存在をふんだんに使用し、プレミアムブランドのビュイックにふさわしいインテリアを追求。セグメント初のANC(アクティブ・ノイズ・キャンセレーション)も採用し、優れた静粛性を実現する。

ビュイックは今回、このエンビジョンの北米市場への導入を決定。2016年、北米市場での販売を開始する。GMが中国生産車を北米に投入するのは、初めて。ビュイックは、「北米のビュイック販売におけるクロスオーバー車の割合は60%。エンビジョンが重要な役割を果たすだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  2. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  4. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る