GMジャパン、Apple CarPlay標準装備「ディスプレイオーディオでの対応は時期尚早」

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
GMジャパン CarPlay 導入記者説明会にて
GMジャパン CarPlay 導入記者説明会にて 全 6 枚 拡大写真

ゼネラルモーターズ・ジャパンは12月8日、今後発売するキャデラックとシボレーの全モデルにApple CarPlayを標準装備すると発表した。CarPlayへの対応を機に、従来オプション設定だった統合制御ナビも同時に全車に標準搭載するという。

CarPlayは統合制御ナビのモジュールを介して作動する形をとる。GMジャパンの石井澄人社長は「我々もディスプレイオーディオで対応すれば、ナビは要らないのではないかという議論をものすごくした」と明かす。

しかし「CarPlayはVICSに対応していないことや、ルート再検索がUターンして戻れという指示になってしまうことがネックになった。というのもアメリカのように道路が広ければそれでも問題ないが、日本では一方通行の道があちらこちらにあって、そう簡単にUターンできない。やはりう回路をきちんと提示することが必要になる」ことから、統合制御ナビで補完する形をとったという。

ただ石井社長は「そうしたところが熟成していけば、コストを考えればディスプレイオーディオでの対応という方向になっていくのではないか」とした上で、「我々としてはお客様からのフィードバックをもらいながら次のステップを考えていきたい」との考えを示した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る