トヨタ、AI技術研究でPreferred Networks社に10億円出資

自動車 ビジネス 企業動向
CESで実施予定の「分散機械学習のデモンストレーション」イメージ動画
CESで実施予定の「分散機械学習のデモンストレーション」イメージ動画 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、モビリティ事業分野におけるAI(人工知能)技術の共同研究・開発を目的に、Preferred Networks(PFN)社に10億円を出資すると発表した。

PFNは、自然言語処理技術、機械学習技術分野で世界トップレベルの技術力を有するベンチャー企業Preferred Infrastructure社から、IoTにフォーカスしたリアルタイム機械学習技術のビジネス活用を目的にスピンオフし、2014年3月に設立された企業だ。

トヨタは、自動運転をはじめとした、次世代のモビリティ社会の実現に向けた技術の研究開発に取り組んでおり、特に「運転知能」「つながる」「人とクルマの協調」の3領域に力を入れている。今回PFNとの連携を強化することで、同社のAI分野における高い技術力を活かして、誰もが安心して安全・自由に暮らすことができる社会の実現を目指した新たな技術・商品・サービスの企画・開発を進めたいとしている。

なお、トヨタは、2016年1月、米国で開催されるCESにおいて、PFNの技術を自動車に応用する可能性のコンセプトの一つとして、「ぶつからない」ことを学習する「分散機械学習のデモンストレーション」を実施する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  3. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  4. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  5. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る