キア世界販売、1%増の26万台…中国が減税効果で回復 11月

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韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは12月7日、11月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は26万0003台。前年同月比は1%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

11月の市場別実績は、北米が前年同月比1.5%増の5万0154台と、7か月連続で増加。中国は11月、7万1625台を売り上げ、前年同月比は10.3%増と回復。これは、中国政府が導入した小型車に対する減税の効果。

また、地元韓国は11月、5万0031台を販売。前年同月比は12.4%増と、13か月連続で増加した。欧州は4万6975台にとどまり、前年同月比は9.8%減と、2か月連続で減少する。

車種別の11月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が4万4484台で最量販車に。小型SUVの『スポーテージ』が、3万8138台で続く。以下、小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が3万2485台、ミッドサイズセダンの『オプティマ』が2万6324台、中型SUVの『ソレント』は、1万5799台を販売した。

キアモーターズの2014年の世界新車販売台数は、過去最高の290万7757台。前年比は5.9%増だった。2015年1-11月実績は、前年同期比2%増の270万7352台となっている。

《森脇稔》

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