米ホンダ、タカタ製エアバッグのリコールを拡大…CR-V を約13万台

自動車 ビジネス 海外マーケット
ホンダCR-Vの2003年モデル
ホンダCR-Vの2003年モデル 全 1 枚 拡大写真

ホンダの米国法人、アメリカンホンダは12月23日、タカタ製エアバッグのインフレーターの不具合によるリコール(回収・無償修理)を拡大すると発表した。

このリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレーター(膨張装置)の不具合が原因。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。

これにより、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇。インフレーター容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷する恐れがあるというもの。

アメリカンホンダは今回、このリコールを2003-2004年モデルの『CR-V』に拡大すると発表。米国で販売された約12万7000台が、新たにリコールの対象になった。

アメリカンホンダは、「現時点で、タカタ製エアバッグインフレータのリコール作業は、47.1%が完了した」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る