中国新車販売、4.7%増の2459万台…7年連続世界一 2015年

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トヨタ カローラ(北京モーターショー2014)
トヨタ カローラ(北京モーターショー2014) 全 3 枚 拡大写真

中国汽車工業協会は1月12日、中国における2015年の新車販売の結果を明らかにした。商用車と輸出を含めた総販売台数は、前年比4.7%増の2459万7600台と過去最高。3年連続で2000万台を突破すると同時に、米国を上回り7年連続で世界一となった。

ただし、前年比で4.7%の伸び率は、2014年の6.9%増を下回り、2年連続での一桁台。しかし、中国政府は2015年10月、小型車に対する減税を開始。これ以降、乗用車の新車販売は回復傾向にある。

日系メーカーでは、トヨタ自動車が前年比8.7%増の112万2500台。2年連続で100万台を超え、新記録を達成した。2014年夏にモデルチェンジした主力セダンの『カローラ』と、新型車の『レビン』の販売が好調。

日産自動車は125万0100台。前年比は6.3%増と、3年連続で前年実績を上回った。この台数は2013年に次いで、過去2番目に多い台数。2015年10月以降は、小型車減税の効果により、『シルフィ』の販売が伸びた。

ホンダは過去最高の100万6332台と、初の100万台超え。前年比は32.5%増と伸びた。広汽ホンダでは、『フィット』が新型投入により、前年比49.1%増の10万7585台と好調。東風ホンダでは、主力SUVの『CR-V』が、前年比7%増の16万8390台を販売している。

《森脇稔》

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