ミツバは、インホイールタイプの薄型駆動ユニットを組んだアシストウォーカーを「オートモーティブワールド2016」で参考出品。同社スタッフは「いろいろな用途がイメージできる。使い方や将来性は、ぜひブースで試乗して想像してほしい」と伝えていた。
後輪にインホイール駆動ユニットを2個組み、サドル下にバッテリーを積んだこのアシストウォーカーは、最高速度6km/h、1時間の充電で6km走るという。
「バイクと同じく、右のスロットルで走り、左のブレーキレバーで止まる。バイクにはないのが後進。スイッチで切り替えて、ゆっくりとバック走行もできる。制動は後輪のモーターで行われるため、前輪は何も付いていない」(同)
実際に乗ってみると、ブレーキングが楽しい。自転車やバイクのように、回っている車輪を物理的に止めるのではなく、後輪のモーターがググググと磁力で動きを止めている感覚が体感できる。
スタッフは「後輪の状況は、ハンドル部分に収まるスマホで確認できる。周囲をよく見ながら、スマホに表示されるスピードや電池残量、アシスト量なども確認してみて」とも話していた。