ヒュンダイの「プリウス ハンター」、アイオニック 全貌公開…目標はHV世界最高燃費

エコカー ハイブリッド
ヒュンダイ アイオニック
ヒュンダイ アイオニック 全 6 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は1月14日、新型環境対応車、『アイオニック』(IONIQ)を韓国で発表した。

アイオニックは、ヒュンダイが開発を進めてきた新型環境対応車。トヨタ『プリウス』の対抗車と噂されてきた。アイオニックは、新開発の車台をベースに、プリウス同様、5ドアハッチバックのボディを採用。空気抵抗係数を示すCd値は0.24。ヒュンダイによると、クラスをリードする数値という。

アイオニックには、3種類の電動パワートレインを設定。通常のハイブリッドだけでなく、プラグインハイブリッド(PHV)、EVも用意される。ヒュンダイは、「同一ボディで3種類の電動パワートレインが選択できるのは、アイオニックが世界初」と、自信を見せる。

3種類の中から、まずはハイブリッドが登場。エンジンは新開発のハイブリッド専用「GDI」。この新開発エンジンは、ヒュンダイの「カッパ」シリーズの最新作。排気量は1.6リットルの直列4気筒ガソリン直噴エンジン。最大出力105ps/5700rpm、最大トルク15kgm/4000rpmを引き出す。

モーターは、最大出力44ps。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、141psのパワーと27kgmのトルクを獲得する。トランスミッションは新開発の6速デュアルクラッチ。二次電池はリチウムイオンポリマーバッテリーで、EVモードでは最高速120km/hの性能を持つ。

燃費性能については、現時点で公表されていない。ただしヒュンダイは、「ハイブリッド車で世界最高燃費が目標」とコメント。さらに、「ステレオタイプなハイブリッドを打ち破る」と、新型プリウスに対抗する姿勢を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る