豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは、2015年のフォークリフトの国内販売台数が3万6761台となり、50年連続シェアトップになったと発表した。
同社は、1956年にフォークリフトの初号車を発売し、今年でフォークリフト発売60周年を迎える。1966年に初めて国内販売シェアトップとなってから50年連続首位の座を堅持している。
2015年の国内フォークリフト市場は、7万8620台で同社のシェアは46.8%だった。環境意識の高まりを背景に、ディーゼル車の排出ガス規制強化や電動車への移行が進んでいる。同社では、エンジン車の排出ガス規制対応、電動車の性能向上を図ることで販売が順調に推移した。現在、燃料電池車の早期実用化に向けた研究開発にも取り組んでいる。