PSA プジョー シトロエン世界販売、1.2%増の297万台…2年連続で増加 2015年

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プジョー 2008
プジョー 2008 全 4 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは1月16日、2015年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数(ノックダウン生産分を含む)は297万3000台。前年比は1.2%増と、2年連続で前年実績を上回った。

世界最大の新車市場、中国は減速。2015年は73万5740台にとどまり、前年比は0.9%減とマイナスに転じた。その内訳は、プジョーが前年比4.7%増の41万2063台。シトロエンは6%減の30万2198台。

中国での主力車種は、プジョーが『3008』や『2008』、『408』など。シトロエンは、SUVの『C3-XR』をはじめ、セダンの『C4-L』や『C-エリーゼ』が支持を集める。

欧州では2015年、信用不安を抜け出し、回復傾向にある。PSAの2015年の欧州新車販売は、前年比5.9%増の186万3977台と、2年連続のプラス。ブランド別の内訳は、プジョーが前年比9.4%増の105万6103台。シトロエンが3%増の73万1141台。

PSAプジョーシトロエンは、「2015年は、欧州、中東、アフリカ、インドなどの市場で販売が増えた。中国は2015年秋から、回復してきた」と説明している。

《森脇稔》

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