JAL、燃料コスト下落などで営業利益が過去最高益…2015年4-12月期決算

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日本航空(JAL)が発表した2015年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比23.0%増の8533億円と過去最高益となった。

売上高は同0.1%増の1兆0234億円と横ばいだった。国際線旅客は、北米、中国、東南アジア線を中心として旺盛な訪日需要を取り込んだことで、国際線旅客数は伸びた。国際線供給は有効座席キロベースで同1.1%増、需要が有償旅客キロベースで同6.1%増となり、有償座席利用率は3.7ポイントアップの79.1%となった。ただ、国際線旅客収入は横ばいだった。

国内線旅客の供給は有効座席キロベースで同1.1%の減少、需要が有償旅客キロベースで同1.2%増となり、有償座席利用率1.5ポイントアップの68.0%となった。旅客収入も同3.0%増となった。

国内・国際貨物は、燃油サーチャージの下落などで減収となった。

収益では、燃料コストの下落などの効果で、経常利益は同24.0%増の1704億円、四半期純利益が同20.1%増の1436億円と過去最高だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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