日本製スポーツカーの米国販売…86 / BRZ は減少、ロードスター と Z は増加 2015年

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マツダ ロードスター 海外仕様(MX-5 ミアタ)
マツダ ロードスター 海外仕様(MX-5 ミアタ) 全 4 枚 拡大写真

前年比5.7%増の1747万0499台を販売し、6年連続で前年実績を上回った2015年の米国新車市場。日本製スポーツカーの販売結果がまとまった。

これは、各社がまとめたデータから明らかになったもの。トヨタ『86』、日産『GT-R』/『フェアレディZ』、マツダ『ロードスター』、スバル『BRZ』など、日本製のスポーツカーは米国で売れたのか。

まずは、トヨタ86。同車は米国では、サイオンブランドの『FR-S』として販売されている。2015年実績は、1万0507台。前年比は25.3%減と、2年連続のマイナス。スーパーカーのレクサス『LFA』は、9台を登録。すでに限定500台の生産を終了したLFAは、2014年の17台から減少している。

スバル(富士重工)は、トヨタ86の兄弟車の『BRZ』が5296台を販売。前年比は29.4%減と、86と同様、2年連続で落ち込む。『WRX』と『WRX STI』は、合計で3万3734台を販売。前年比は32.3%増と、2014年に次いで大きく伸びた。

マツダ ロードスターは、米国では『MX-5ミアタ』としてお馴染み。2015年の販売台数は、8591台。新型の発売の効果で、前年実績に対して1.8倍とプラスに転じた。

日産自動車は、GT-Rが1105台を登録。前年比は23.1%減と、マイナスに転じた。現地では『370Z』として販売されるフェアレディZは、前年比2.7%増の7391台と、2年連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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