JAXA、大西宇宙飛行士の訓練を公開…「材料実験に携わることが楽しみ」

宇宙 企業動向
公開訓練の様子
公開訓練の様子 全 4 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の第48次/第49次長期滞在クルーに任命されている大西卓哉宇宙飛行士がJAXA筑波宇宙センターでの訓練公開と記者会見を開いたと発表した。

大西宇宙飛行士は日本人として11人目の宇宙飛行士の選ばれた。6月に国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する予定。

「きぼう」日本実験棟のエアロックのモックアップを利用して、船外実験プラットフォームに設置予定の「中型曝露実験プラットフォーム(i-SEEP)」、「小型衛星放出機構(J-SSOD)」を船外に搬出する準備の訓練が公開された。

その後、大西宇宙飛行士は記者会見で、「きぼう」の利用ステージが高度化・高頻度化していることを述べたほか、自身が学生時代に航空宇宙材料を勉強していたことから、「材料実験に携わることが楽しみ」と述べた。

今回の記者会見は、ISS長期滞在ミッション前の最後となる帰国の機会に合わせて実施した。今後、2月上旬まで筑波宇宙センターで「きぼう」のシステム機器や実験に関わる訓練を行う予定。日本での訓練を終えた後、6月頃からのISS長期滞在に向け、米国とロシアで最終的な訓練を行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る