【WEC】今季エントリーリスト発表…トヨタ勢の車番は一貴組「5」、可夢偉組「6」

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今季のWECに参戦するトヨタの小林可夢偉(左)と中嶋一貴。中央のマシンは今季仕様のカラーリングを施された昨年型TS040(4日、都内での「2016 TOYOTA GAZOO Racing プレスカンファレンス」にて)。
今季のWECに参戦するトヨタの小林可夢偉(左)と中嶋一貴。中央のマシンは今季仕様のカラーリングを施された昨年型TS040(4日、都内での「2016 TOYOTA GAZOO Racing プレスカンファレンス」にて)。 全 10 枚 拡大写真

世界耐久選手権(WEC)2016年シリーズのエントリーリストが5日、パリで開催されたプレスカンファレンスにて発表された。今季の総エントリーは32台、LMP1クラスに参戦するトヨタ勢の車番は、中嶋一貴組が「5」、小林可夢偉組が「6」となった。

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参戦チーム首脳らを招いてのトークセッションを軸に勧められた、WECのプレスカンファレンス。そこで公開されたシリーズエントリーリストによると、今季はLMP1クラス9台、LMP2クラス10台、LMGTE-Proクラス7台、そしてLMGTE-Amクラス6台の、総計32台の参加によってシリーズが構成されることになる。

LMP1のなかでも最前線を争うLMP1-H(Hはハイブリッドを示す)マシンでの参戦は、ポルシェ、アウディ、トヨタの3マニュファクチャラー各2台(いずれも装着タイヤはミシュラン)。カーナンバーは昨季2冠王者のポルシェが1と2、アウディが昨季同様の7と8で、昨季1&2だったトヨタは5と6をつけることになった。

今回のエントリーリストではドライバーは各車1名のみの記載だが、トヨタ勢は5にA.デビッドソン、6にS.サラザンの名があるので、4日にTOYOTA GAZOO Racingが発表した今季参戦陣容と照合すると、5号車がA.デビッドソン & S.ブエミ & 中嶋一貴、6号車がS.サラザン & M.コンウェイ & 小林可夢偉という編成になる。

なお、同時に発表された「第84回ルマン24時間レース」(WEC第3戦)のエントリーリストでは、LMP1は9台のままながら、LMP2が22台、LMGTE-ProとLMGTE-Amが各14台となり、これに定例の新技術採用車用特別出走枠(1台)を併せ、今年は全60台がサルト・サーキットに集結することとなった。LMP1のポルシェとアウディに関しては、昨年は3台目のマシンを投入していたが、今年に向けてはルマンにも2台体制のままで臨むことが昨年のうちに公表されており、それが確認されたかたちでもある。

新車「TS050 HYBRID」で戦うトヨタLMP1陣営以外の日本関連の話題を探すと、まずLMP2クラスでは今年も日産エンジン使用チームが大多数を占めていることが目をひく。シリーズエントリーの全10台が日産エンジン搭載車で、台数が2倍以上に増えるルマンにおいても大半が日産勢だ。ドライバーでは、14~15年のSUPER GT/GT500クラス王者・松田次生の名がルマンの方のエントリーリスト上にある。LMP2のKCMGチーム(#47 オレカ05-日産)のドライバーとして記載されており、昨年の日産LMP1での初参戦に続き、松田は今年もルマンに参戦することとなる。

その他、LMGTE-Amクラスにシリーズエントリーするラルブル・コンペティション(#50 コルベットC7-Z06)のドライバーとして山岸大(ゆたか)の名も記載があり、彼の活躍にも期待したいところだ。

LMP1の3社の高度先鋭化された戦いに加えて、LMGTE-Proにはフォードが新たに加わったことで一層の激化も予想されるなど、話題多き今季のWEC。ルマン24時間、そして秋の富士スピードウェイ戦を含む全9戦のシリーズは、4月17日決勝の英国シルバーストン戦で開幕する。

また、トヨタ系の若手有望株・平川亮の参戦で日本での注目度も上がりそうなELMS(ヨーロピアン・ルマン・シリーズ/今季全6戦)に関しても同時にエントリーリストが発表されており、こちらはLMP2、LMP3、LMGTEの3クラス総計で44台の参戦(平川の所属先は現時点で未発表)。ELMSの初戦は4月16日決勝(4時間レース)のシルバーストン戦で、開幕に関しては翌日に同地で決勝(6時間レース)を迎えるWECとの併催的なかたちになる。

(※今回発表の各エントリーリスト等には今後の変更も予想される)

《遠藤俊幸》

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