【MotoGP】マルケス、タイトル奪還に向けミシュランの感触を確認

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
Repsol Honda Teamのマルク・マルケス
Repsol Honda Teamのマルク・マルケス 全 9 枚 拡大写真

青空が広がり、気温30度を超えるマレーシアのセパン・サーキット。2月1日~3日の3日間、MotoGP 2016の公式テストがいよいよスタートし、『Repsol Honda Team』のマルク・マルケスが16年型RC213Vに新しい電子制御を組み込んで、3日間で147ラップをこなした。

スペックが少し異なるエンジンを搭載した2台のマシンを試走。MotoGPクラスに供給されるタイヤは、今シーズンからブリヂストンからミシュランへと変更されるが、マルケスはそのフィーリングを確かめながら、集中したテストをおこなった。

昨年のテストでは、1分58秒台という前人未踏のスーパーラップを叩き出したが、今年は変更された2つのルールを確認しながらのテストとなり、ベストタイムは2分00秒843。3日間の総合では5番手だった。次回のテストに向け、多くのデータ収集に成功した模様だ。

マルク・マルケスは、2013年に史上最年少記録で世界チャンピオンに輝き、翌14年にシーズン史上最多優勝記録を更新して2連覇を果たした。昨年はシーズン5勝を挙げて総合3位。今シーズンはタイトル奪還と、3度目のチャンピオン獲得を目指す。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る