ヤマハ発 柳社長「円高影響は商品効果とコストダウンで吸収する」

自動車 ビジネス 企業動向
ヤマハ発動機 柳弘之社長
ヤマハ発動機 柳弘之社長 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機の柳弘之社長は2月9日の決算発表会見で、今期(2016年12月期)の減益要因となる為替の円高について「商品効果とコストダウンで吸収していく」と述べた。

同社は今期の前提レートを1ドル117円、1ユーロ127円などと設定、連結営業利益は前期比横ばいの1200億円の予想とした。営業損益段階での為替の減益効果は178億円と、85億円の増益効果だった前期から状況が一変する。

こうした為替影響を、新製品などの商品効果による販売増や、コストダウンでカバーする構えだ。柳社長はコストダウンについて「二輪車で展開を進めているプラットフォームの効果」が大きいと指摘した。これらにより、柳社長は「(前提とする)1ドル117円以上の円高になっても、いく分かはコストダウンで吸収できるよう取り組みたい」と語った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る