ニッキー・ヘイデンが前人未到のMotoGP、WSB両制覇を狙う…ホンダ2016年モータースポーツ体制

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Honda World Superbike TeamからFIMスーパーバイク世界選手権(WSB)に参戦するニッキー・ヘイデン。
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2006年MotoGP世界チャンピオンのニッキー・ヘイデン(アメリカ)が、前人未到のチャレンジだ。

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Hondaの英国現地法人ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドが支援する「ホンダ・ワールド・スーパーバイク・チーム(Honda World Superbike Team)」からFIMスーパーバイク世界選手権シリーズ(WSB)に参戦し、前人未到のMotoGP、WSBの両タイトル獲得を目指す。MotoGPで216戦を走った経験を、今季はWSBで発揮しそうだ。

チームメイトは昨季3度の表彰台に登壇したマイケル・ファン・デル・マーク(オランダ)。ともに「CBR1000RR」でたたかう。

また、「CBR600RR」で参戦するFIMスーパースポーツ世界選手権シリーズ(WSS)には、昨季ランキング2位のパトリック・ジェイコブセン(アメリカ)が、今季こそ王者へと「ホンダ・ワールド・スーパースポーツ・チーム(Honda World Supersport Team)」からエントリー。

カイル・スミス(イギリス)、大久保光(日本)、ルーク・ステープルフォード(アメリカ)、ステファン・ヒル(イギリス)の4名は、「シーアイエー・ランドローズ・インシュランス・ホンダ(CIA Landlords Insurance Honda)」からの参戦で、フェデリコ・カリカスロ(イタリアン)がバーダル・エバン・ブロス・ホンダ(Bardahl Evan Bros Honda)からWSSに挑戦する。

FIM世界耐久選手権シリーズ第3戦に組み込まれる鈴鹿8時間耐久ロードレースでも優勝を目指し、世界選手権および各地域の選手権にホンダから参戦しているライダーを選ぶ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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