日産の米国販売、1.6%増の10万台以上…新記録 1月

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日産 マキシマ 新型
日産 マキシマ 新型 全 8 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は2月上旬、1月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、1月の新記録となる10万5734台。前年同月比は1.6%増と、5か月連続で前年実績を上回った。

日産ブランドは1月の新記録の9万7220台で、前年同月比は2.9%増と、5か月連続で増加。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が、2万2156台。前年同月比は16.1%減と、4か月連続のマイナスとなった。『セントラ』は1万6144台を販売。前年同月比は12.2%増と、5か月連続で増加した。『ヴァーサ』は8006台で、前年同月比は24.1%減と、6か月ぶりに減少。2015年6月に新型を投入した『マキシマ』は、前年実績のほぼ2倍の4415台と、4か月連続のプラス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)が、1月の新記録の1万9762台を販売。前年同月比は26.3%増と、18か月連続で増加した。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、8.4%増の6363台と回復。新型を投入した『ムラーノ』は、46.2%増の5516台と好調が続く。

インフィニティブランドは、前年同月比11.8%減の8514台と、12か月ぶりに減少。主力の『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)は、2914台を売り上げ、前年同月比は1.8%減と、2か月ぶりのマイナス。SUVの『QX60』も、前年同月比8%減の2372台と、10か月ぶりに減少した。

日産自動車の2015年米国新車販売は、前年比7.1%増の148万4918台と、新記録を打ち立てている。

《森脇稔》

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