中国新車販売、7.7%増の250万台…減税で5か月連続増 1月

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中国汽車工業協会は1月19日、中国における1月の新車販売の結果を明らかにした。商用車と輸出を含めた総販売台数は、250万0600台。前年同月比は7.7%増と、5か月連続で前年実績を上回った。

1月の中国新車販売の伸び率は、3か月ぶりにひと桁台に鈍化。それでも、5か月連続のプラスを維持した。中国政府は2015年9月下旬から、排気量1.6リットル以下の小型車に対する自動車取得税の減税を開始。この効果で、新車需要が盛り返した。

日系メーカー3社の1月実績では、日産自動車が12万7300台を販売。前年同月比は9.4%増と、5か月連続で前年実績を上回った。中国政府の減税策を受けて、乗用車では『シルフィ』が好調だった。

トヨタは12万5000台を販売し、前年同月比は32.1%増と、2か月ぶりの前年実績超え。これは、減税対象となる排気量1.6リットル以下の『カローラ』をはじめ、兄弟車の『レビン』、『ヴィオス』の販売が伸びたため。

ホンダは10万7357台を売り上げ、前年同月比は20.7%増と、11か月連続で前年実績を上回った。『CR-V』の販売が、前年同月比8.1%増の1万7784台と、7か月連続で増加。2014年秋に投入された『ヴェゼル』は、前年実績の2.1倍の2万0460台と、好調が続く。

中国の2015年の新車販売は、商用車と輸出を含めて、前年比4.7%増の2459万7600台と過去最高。3年連続で2000万台を突破すると同時に、米国を上回り7年連続で世界一に君臨している。

《森脇稔》

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