ZF、フロントとリアアクスルステアリングを統合した試作車を公開

自動車 ビジネス 企業動向
ZFプロトタイプAKC EPSシステムスマート・コネクション
ZFプロトタイプAKC EPSシステムスマート・コネクション 全 4 枚 拡大写真

ZFは、デュアルピニオンEPS(電動パワーステアリング)とAKC(アクティブ・キネマティクス・コントロール)後輪操舵を統合した「ZFプロトタイプAKC EPSシステムスマート・コネクション」を公開した。

【画像全4枚】

プロトタイプ車両は電子連動制御ユニットを用いて、AKC後輪操舵システムを高効率なデュアルピニオンEPSに連携。路面が滑りやすい状況でも、車線変更や追い越し時に正しい走路を維持するなど、走行時の安全性を高めている。

ZFでは、AKCと電動パワーステアリングの連携効果を各種の走行条件で実証するため、プロトタイプではAKCのオン・オフが独立で切り替えられるよう設計。低速走行時にはAKCによって後輪が前輪と反対方向に操舵され、車体の回転半径を縮小。高速走行時には前輪と後輪が同じ方向に操舵され、安定性が改善される。

プロトタイプ車両では、新開発のリアアクスルに入れ替え、ベースアクスルにセミトレーリングアーム式のモジュラーリアサスペンションの改良版を搭載。この構成の一部として、下部コントロールアームにアウトボード装着されていた後輪操舵点を一体型リンクに交換し、さらにトーリンクを追加した。このトーリンクによってホイールハブのアライメントが決まり、トーイン角度を正確に調整できる。

さらにZFは、プロトタイプ車両のセンターコンソールに制御ユニットを追加装備。フロントおよびリア・アクスル部の操舵システムを完全に電子制御し、AKCと電動パワーステアリングの組み合わせは、半自動や全自動運転にも活用可能であることを実証してみせた。

《纐纈敏也@DAYS》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  2. 三菱『パジェロ』新型、9月2日にワールドプレミアへ
  3. N-BOXの牙城を崩すか、ダイハツ『タント』反撃へ…次期型はどう進化する?
  4. 日産エクストレイル改良新型向けに専用開発、IMPULエアロダイナミクスシステム…8月28日発売
  5. 日産ノート、「AUTECH LINE」仕様変更…助手席回転シートの選択肢も拡大
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 日立エナジー、空飛ぶクルマ向け電力インフラ整備へ…Eve Air Mobilityと覚書締結
  5. 三輪ソーラーEV『スリールオータ』、欧州の型式認定取得…記念モデルを限定30台で国内発売
ランキングをもっと見る