住友理工、ポーランドに自動車用ホース製造新会社を設立

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今秋稼働を始める SRK-HP の工場予定地
今秋稼働を始める SRK-HP の工場予定地 全 2 枚 拡大写真

住友理工は、自動車用ホース製造・販売の新会社、SumiRiko Automotive Hose Poland Sp.z o.o.(SRK-HP)を設立し、ポーランド・ソスノヴィエツで2016年秋より稼働を始めると発表した。

ポーランド国内ではすでに同社グループの自動車用防振ゴム製造・販売会社、TRI(Poland)Sp.z o.o(TRP)が2拠点で生産を行っており、SRK-HPは2社3拠点目の進出となる。

同社グループは現在、23か国103拠点で事業を展開。特に自動車用品部門では、日本、米州、欧州・アフリカ、中国・韓国、アジアと、世界5極で製品開発・供給体制を構築している。

自動車用ホース事業は今年1月、エリアごとに統括する「地域センター」を北中米、南米、欧州、アジアの4極に設置し、顧客ニーズにスピーディーに対応する体制を整えた。その中で欧州については、2013年に買収・子会社化したイタリアのDytech-Dynamic Fluid Technologies S.p.A.(Dytech社)がすでに、欧州自動車メーカーを主要顧客として取引拡大を積極的に推進。一方、今回設立したSRK-HPは、主に欧州の日系自動車メーカーへの拡販を狙う、欧州圏における重要戦略拠点としての役割を担う。

SRK-HPが日系自動車メーカー、Dytech社が欧州自動車メーカーへとそれぞれ拡販を推進することで、欧州圏における自動車用ホース事業のさらなる拡大を図る。

《纐纈敏也@DAYS》

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